多数の市民団体からなる「歴史正義と平和な韓日関係のための共同行動(韓日歴史正義平和行動)」は外交部庁舎前で記者会見を開き、政府の供託手続きの開始を非難した=4日、ソウル(聯合ニュース)
多数の市民団体からなる「歴史正義と平和な韓日関係のための共同行動(韓日歴史正義平和行動)」は外交部庁舎前で記者会見を開き、政府の供託手続きの開始を非難した=4日、ソウル(聯合ニュース)
【光州聯合ニュース】日本による徴用被害者を支援する韓国の市民団体「日帝強制動員市民の集まり」は4日、徴用訴訟を巡り韓国政府の解決策を拒否した被害者のための募金が開始から5日で1億3242万ウォン(約1470万円)に達したと発表した。 4日午後6時時点で1703件の募金があり、前日に比べ件数は約8倍、金額は2倍以上増えたという。 韓国政府は3日、徴用訴訟を巡り、日本企業の賠償支払いを韓国の財団が肩代わりする解決策を拒否した原告らについて、賠償相当額を裁判所に預ける「供託」の手続きを進めると発表。団体側は募金が増えたことについて、このような政府の動きに対する市民らの失望の表れと分析している。 海外からの送金については集計されておらず、件数や金額はさらに増える見通しだ。 同団体は韓国政府の解決策に反発し、被害者のための自主的な募金運動を先月30日から行っている。 政府が前日、原告側4人の賠償金を裁判所に供託したことについても「被害者の意思に反した供託は法的な効力がない」として反発している。
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