諮問団には原発設計と原子力安全分野を専門とする大学教授や、偽ニュース問題とファクトチェック(情報の真偽確認)の研究を長年手掛けてきた大学教授らが参加する。朴普均(パク・ボギュン)同部長官は「社会的な葛藤を助長する悪性情報伝染病である偽ニュースの生産と流布を食い止めるため」と専門家チーム設置の理由を説明した。
諮問団はかつて社会的な混乱と国民的被害を招いた牛海綿状脳症(BSE)や米地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の電磁波を巡る偽情報の生産、拡散のプロセスや原因を分析し、助言を行う。また、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水に関する偽ニュースなど、現在の偽情報の広がりについて多角的な対処策と意見を提示する。
汚染水を巡り、韓国政府は国民が偽ニュースに惑わされないよう、毎日行っている記者会見や政策ニュースのポータルサイトに設けた特集ページなどで科学的事実に基づく情報を発信している。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40