産業資源部は1日、韓国石油公社とサムスン物産による企業連合が先月31日に、米テイラーエネルギーが保有するメキシコ湾一帯の海上油田を取得したと明らかにした。韓国が権益の
100%を確保したこの油田は、メキシコ湾の水深20~200メートルに位置し、可採埋蔵量は6100万バレル。これまで韓国が確保してきた生産油田では、権益の割合を考慮すると最も大きい規模となる。企業連合はこの油田の獲得にあたり10億ドル以上を投資したとされる。この油田では1日1万7000バレルの原油が生産されており、投資後4年で費用回収が可能だと推定される。企業連合は石油公社が80%、サムスン物産が20%を出資している。
一方、石油公社はこれに先立ち先月30日には英国企業が保有するアフリカ・コンゴの油田の権益11%を4億3000万ドルで取得する売買契約を交わした。この油田の残存埋蔵量は2億6600万バレル、1日の生産量は4万バレル規模で、アフリカ西部の陸上鉱区の中で2番目の規模を持つ。11%の権益を持つことから、石油公社は埋蔵量2900万バレル、1日4400バレルを確保することになる。
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