ソウルで会談した韓国産業通商資源部の安徳根通商交渉本部長(右)と日本経済産業省の平井裕秀経済産業審議官(同部提供=30日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ソウルで会談した韓国産業通商資源部の安徳根通商交渉本部長(右)と日本経済産業省の平井裕秀経済産業審議官(同部提供=30日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の安徳根(アン・ドックン)通商交渉本部長は30日、ソウルで日本経済産業省の平井裕秀経済産業審議官と会談し、両国の関係改善を踏まえ、新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」や世界貿易機関(WTO)など多国間貿易を巡って連携を強化することで一致した。

 安氏は平井氏に対し、「輸出分野で両国の信頼が完全に回復した意味深い日に韓国を訪問したことを歓迎する」として、「韓日首脳会談の後続措置をスピード感を持って履行したい」と強調した。

 日本政府は27日、輸出手続きを簡素化する優遇措置の対象国「グループA(旧ホワイト国)」に韓国を再指定する政令改正を閣議決定。この日に公布された。来月21日に施行される。

 両氏は会談で、鉄鋼やエネルギーなどで両国の協力が緊密に推進されていることを評価し、産業・エネルギー、デジタル貿易での協力強化を模索するため、緊密に意思疎通することを確認した。


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