フランス現地時間の27日、ボバール動物園はホームページを通じて「行政文書手配の遅れにより、7月4日に予定されていた『圓夢』の中国行きは7月25日に延期された」と発表した。
「圓夢」は中国に帰国するためトラックでドイツに運搬された後にフランクフルト空港から出発する予定だったが、帰国日が延期されたことにより出発地もパリのシャルル・ド・ゴール空港に変更されたという。「圓夢」は7月25日にボバール動物園の飼育員と獣医に付き添われ、専用の飛行機で中国に帰国する予定だ。飛行時間は12時間ほどになる。
「圓夢」は2017年8月4日にフランスで生まれた初の雄のジャイアントパンダだ。「圓夢」の両親である「圓仔(ユエンザイ)」と「歓歓(ファンファン)」は2012年に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地からボバール動物園に貸し出された。
中国国外で生まれたジャイアントパンダは、4歳になる前に中国に返還されることになっているが、「圓夢」は新型コロナウイルスが流行した影響で帰国が延期されていた。ことし5月にボバール動物園側が7月4日に「圓夢」が中国に帰ると発表していた。
Copyrights(C)wowkorea.jp 105