韓国外相　ＷＥＦ会長と会談＝複合危機克服へ意見交換

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振（パク・ジン）外交部長官は２９日、来韓した世界経済フォーラム（ＷＥＦ）のシュワブ会長と会談し、世界経済の課題などについて意見交換した。　ＷＥＦは年次総会、通称「ダボス会議」を主催する機関として知られる。シュワブ氏は中国・天津で開かれた夏季ダボス会議に出席後、韓国を訪れた。　朴氏は会談で、世界経済の不確実性が高まる中、複合的な危機を克服するための官民協力の重要性を強調。人工知能（ＡＩ）や気候変動、エネルギー転換など世界的な課題を巡る国際社会の連携と協力強化について議論した。また、デジタル倫理の規範づくりを巡り、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が提案した国際機関設立への支持を要請した。