29日、読売新聞によると、グロッシ事務局長は来月4日に訪日し、岸田文雄首相に福島原発“放射能処理水”の海洋放流計画に関する最終報告書を伝えた後、韓国とニュージーランド、太平洋島嶼国であるクック諸島に訪問するものとみられる。
グロッシ事務局長はこれらの国々に訪問し、「“放射能処理水”放流の安全性」に関する評価を盛り込んだ最終報告書の内容を説明する方針であるとされている。
IAEAはこれまで「東京電力による福島原発“放射能処理水”の放流方法と設備は妥当だ」と評価してきたことから、来月4日に発表が予想されている最終報告書でも、同様の見解が維持されるものとみられる。
読売新聞は「韓国とニュージーランドで処理水放流への拒否感が強いことから、日本政府はグロッシ事務局長の3か国訪問を通じて、周辺国と太平洋島嶼国で処理水への理解が深まることを願っている」と伝えた。
また「韓国では、野党が国民の不安を煽(あお)り根拠のない主張を続け、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府を揺さぶる材料として利用している」と伝えた。
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