韓国航空宇宙産業と空軍が27日から開催した「K-TCGおよびSMG国際会議」(画像提供:wowkorea)
韓国航空宇宙産業と空軍が27日から開催した「K-TCGおよびSMG国際会議」(画像提供:wowkorea)
韓国航空宇宙産業(KAI)は28日「空軍とともに、国産航空機国際技術協力機構(K-TCG)および国際安全管理機構(SMG)の国際会議を開催した」と明らかにした。

韓国空軍が開催しKAIが支援している今回の会議は、キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)のホテルで27日から29日まで開催されている。国防部(省)・防衛事業庁・KAIなど韓国内の関係者150余人と、韓国製航空機の購入国であるインドネシア・ペルー・フィリピン・トルコ・タイ・イラク・セネガル・ポーランドの計8か国40余人が出席している。

韓国空軍は2009年にK-TCGを発足させ、稼働率の上昇・整備時間の短縮・維持費の削減など蓄積した航空機運営データを基に、海外輸出国およびマーケティング対象国に韓国製航空機の優秀性を紹介してきた。K-TCG会議は2016年から、飛行安全情報を共有するSMG会議と統合運営している。

寿命が30~40年である航空機を効果的に運用するためには、顧客である軍と製作会社間の有機的な協力はもちろん、運用国間の運営現況・改善事項に関する共有が重要である。

K-TCGおよびSMG国際会議は、韓国空軍と韓国製航空機運営国間の協力関係を強固にし、韓国製航空機への信頼性を高めている。

KAIの関係者は「国産航空機の信頼性は、製作会社の努力だけでは困難だ」とし「国産航空機の安定的な運用と底辺拡大のため、空軍や海外運営国と一つになって意見に耳を傾け、後続支援に最善を尽くしていく」と強調した。

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