LG化学「LGエネルギーソリューションの持分売却、具体的に決定されたものはない」(画像提供:wowkorea)
LG化学「LGエネルギーソリューションの持分売却、具体的に決定されたものはない」(画像提供:wowkorea)
「LG化学」がバッテリー(二次電池)子会社の「LGエネルギーソリューション」の持分売却と関連して、具体的に決定されたものはないと発表した。

LG化学は21日、LGエネルギーソリューションの持分売却推進報道に対する韓国取引所の照会公示要求に「まだ具体的に決定されたものはない」としながらも「3大新成長動力投資のために多様な資金調達案を検討している」と公示した。

これに先立ち、あるメディアは16日、LG化学が海外投資家を対象に2兆ウォン(約2,193億円)規模のLGエネルギーソリューションの持分を売却しようとする作業に入っていると報道した。LG化学は3月末基準でLGエネルギーソリューションの持分81.84%を保有する筆頭株主だ。

LG化学は世界的な景気低迷による石油化学の市況悪化を受けて、事業ポートフォリオの再編など体質改善に速度を出している。これを通じて、バッテリー素材、自然にやさしい素材、革新新薬など3大新成長動力に投資する方針だ。

LG化学石油化学事業本部のノ・グンレ部長は19日、事業部の職員に送ったメールで「汎用事業の中で競争力のない限界事業に対しては構造調整を遅らせることはできない状況」とし「長期稼動中止、事業撤廃、持分売却、合弁法人(JV)設立などを通じて事業構造を再編し、これに伴う人材再配置を推進する」と予告した。
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