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海洋水産部は14日、ソウル市チュング(中区)のソウルシーラ(新羅)ホテルで「2023年韓国海事週間」と「閣僚級カンファレンス」を開催し、このような内容のソウル宣言文を発表した。ソウル宣言文の採択には韓国、英国、ノルウェー、ガーナ、フィリピン、イタリア、マーシャル諸島など7ヵ国が参加した。
今回発表された「2050年にグリーン海運に転換するためのソウル宣言文」には、2050年に国際海運の脱炭素化を達成するために共同で努力すると同時に、温室効果ガス削減に協力しIMOの温室効果ガス削減戦略の採択を支援する内容が盛り込まれた。IMOは2050年までに船舶から排出する温室効果ガスを2008年比50%削減することを目標にした初期戦略を2018年にまとめたのに続いて、来月の初期戦略の目標水準を100%まで引き上げた戦略を採択することについて議論する予定だ。
参加国は宣言文を通じて「気候危機は人類の生存を脅(おびや)かす重大な問題であり、遠い未来ではなく現在直面している課題として全地球的に脱炭素化を積極的に推し進めなければならないことを明確に認識している」とし、「2050年までに国際海運分野で脱炭素化を達成していくために共に努力する」と明らかにした。
また「このために参加国は国際海運分野の温室効果ガス削減のための国家レベルの行動計画を立てて履行し、2030年までに国際海運分野で少なくとも5%以上の環境にやさしいエネルギーへの転換を達成するために努力する」と発表した。
参加国は続けて「脱炭素燃料への転換のための主要航路別グリーン海運航路を活性化させるために相互協力を行っていく」とし、「連帯精神を持ってすべての国家が参加することが何より重要な課題であると考えている」と強調した。
参加国は最後に「IMOが国際海運の脱炭素化に主導的な役割を果たせることを認識し、2050年までに国際海運分野の脱炭素化達成のための『2023温室効果ガス削減戦略』が採択されることを約束する」と明らかにした。
海洋水産部のチョ・スンファン長官はこの日、基調演説を通じて「国際海運部門の脱炭素化は、人類の生存と持続可能な繁栄のために必ずすべての国が例外なく参加しなければならない共同の目標」と述べ、「国家的次元でこの課題を先送りにせず、積極的に対応することが正しい選択」と強調した。
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