PBAチョン・サンジン副総裁が今シーズンの変化について説明(画像提供:wowkorea)
PBAチョン・サンジン副総裁が今シーズンの変化について説明(画像提供:wowkorea)
社団法人「プロビリヤード協会(PBA)」が来る11日、キョンサンブクド(慶尚北道)キョンジュ(慶州)市で開かれる開幕戦「PBA-LPBAチャンピオンシップ」を控えて7日「メディアデー」を開催し、今シーズンの新たな選手や専用競技場、海外進出計画などを発表した。

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 また今シーズン、PBAに移籍したスペインのDaniel Sanchez Galvez(エスワイ)とイ・チュンブク(ハイウォンリゾート)、ハン・ジウン(エスワイ)と共に昨シーズンのディフェンディングチャンピン=チョ・ジェホ(NH農協カード)とSruong Pheavy(ブルーワンリゾート)、が出席し、今シーズンに向けた覚悟を明かした。

 今回のメディアデーでPBAのチャン・サンジン副総裁は「2019年、PBAの初シーズンを皮切りに、すでに5年が過ぎたということは信じられない。それにもかかわらず、この4年は本当に一生懸命に走り抜けた」とし、PBA発展に多くの役割を果たしたメディア関係者に感謝の意を表した。

 協会側は「今シーズンからは女子大会であるLPBAスターの優勝賞金を3000万ウォン(約300万円)に増額して、女子の部LPBA128強から32強までを行っていたサバイバル方式が廃止され、1:1の試合形式に変更する」と発表した。

 キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市イルサン(一山)KINTEXに230席の観衆席を持つ専用競技場を現在準備中だとし、今シーズンは応援の熱気を選手たちが感じられるように努力すると言及。また、シーズン中にベトナムで海外試合を行うために現在「協議中」という事実も明かし、今シーズンは「国際大会として発展する姿を見せる」と発表した。

 この日、メディアデーに出席したスペインのDaniel Sanchez Galvezは「ビギナーの気持ちでシーズンに臨む。韓国のPBA舞台に来て、とても幸せ。最高の成績を挙げられるようにベストを尽くす」とし、新たなPBAに適応するためにボールからまず購入して練習していることを明かした。

 SanchezはPBA元年に合流せず、遅れてPBA合流を決定した理由について「初めてPBAとミーティングした際は意思疎通がうまくいかず、PBAがどうなるか何も分からない状態だった」とし、「ここにきて移籍を決定した理由は、より良い環境でビリヤード選手として活動したかったからだ。また、ただ安定したUMAの舞台ではなく、僕にとって”普通ではない環境”で挑戦してみたかったからPBA移籍を決めた」と明かした。

 ワールドカップ大会に韓国代表として出場し、準優勝を手にしたイ・ジュンボクは「最近、8キロ減量した。私の長点は自己管理と誠実さ。これを武器にベストを尽くす」とし、PBA合流の心境を話し、ディフェンディングチャンピン=チョ・ジェホは開幕戦に臨む際の”武器”を問われると「特別な武器はないが、新たに合流して選手が適応する前にもう一度優勝するのが目標」と回答した。

 Sruong Pheavyは、サバイバル予選が廃止されたことについて「私はショートゲームがより有利な選手。しかし、サバイバルではなく1:1対決となるため、よりおもしろく試合を楽しめそうだ」と言及。また、今シーズン界文子と東内那津未の2選手がチームリーグに参加することについては「2選手とも親しい関係。勝負を超えて、一緒に一生懸命やりたい」と話した。

 今シーズン新たにPBAに挑戦するハン・ジウンは「サバイバルに挑戦したい気持ちもあったが、それでもなくなるというから、自分の立場ではさらに楽になって良くなった」とし「サバイバルは4回ごとに1回ずつターンが戻ってくるのでテンポを合わせるのが難しく、集中力の面で難しいと聞いた」としながらも、「このような機会をいただき、とても感謝している」と心境を明かした。

 一方、PBAは来る11日から慶州・ブルーワンリゾートで2023~24開幕戦「慶州ブルーワンリゾートPBA-LPBAチャンピオンシップ」を開催する。今大会にはUMBでプレーしていたDaniel Sanchez Galvezのみならず、Semih SAYGINER(トルコ)、チェ・ソンウォンなど世界トップランカーらがプロデビュー戦に挑戦し、プロビリヤードの新たな時代を準備する。

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