ソウルで開かれた次世代通信網(NGN)・インターネットテレビ(IPテレビ)関連の9つの標準化について話し合う国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)の会合で、韓国主導で開発されたNGN関連技術分野で4件が国際標準に採択され、8件の勧告案が最終承認を得た。 
 情報通信部が29日に明らかにしたところによると、会合では全部で6件の国際標準が採択された。また、最終承認された22件の標準案は、意見の取りまとめを経て2月末ごろに国際標準に確定される予定だ。

 韓国からは情報通信部の下部機関、電波研究所の姜声チョル(カン・ソンチョル)課長を首席代表に、韓国情報通信技術協会やKTなどの専門家55人が出席した。採択された韓国主導の標準は、多様な形態の融合・複合サービス提供に向けた「ウェブサービス基盤のNGNコンバージェンスサービスシナリオ」、NGN事業者間の公正なコスト清算を可能にする「NGN課金要求事項および構造」、NGNユーザーのアクセス認証、位置情報などを規定する「NGN伝達網でのユーザープロファイル」だ。

 また、勧告案としては、次世代ネットワーク環境で必然的に要求されるIPv6(次世代インターネットプロトコル)構造および適用技術、次世代通信網でのグローバルローミング、位置管理・ハンドオーバー支援技術に対する「移動性管理フレームワーク」などが最終承認された。

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