ソウル警察庁の強力犯罪捜査隊は7日、詐欺や資本市場法違反などの疑いで、株取引斡旋会社の代表A氏ら一味7人を逮捕し、身柄を送検したと発表した。
韓国警察によると、A氏らは2021年11月から昨年6月まで、コスダックに上場されれば大きな利益が得られると投資家をだまして、非上場企業3社の株を売った疑いが持たれている。
A氏らは1株当り額面価格500ウォン(約53円)の株を最高50倍の1株当り2万~2万5000ウォン(2140~2676円)で販売し、110億ウォン(約11億7000万円)をこえる犯罪収益を上げたことが分かった。被害者だけでも400人をこえるという。
今回の事件で立件された人々は、約30人にのぼる。警察は一味が総責任者の下で管理者や本部長、チーム長、チーム員などに役割を分担。組織的に犯行を犯したとして、犯罪団体組織の疑いも適用した。
また、彼らの犯罪収益金のうち約20億ウォンについて、起訴前に追徴保全を申請し認められた。
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