4日、韓国外交部(外務省)によると、パク外相は前日タシュケントにあるウズベキスタン外務省傘下の教育機関“世界経済外交大学”で、主要な学会・シンクタンクの専門家たちを招請し「韓・ウズベキスタン朝鮮半島情勢ラウンドテーブル」を開催した。
この場でパク外相は「北朝鮮政権が核・ミサイル開発に没頭する中、北朝鮮住民たちは民生経済の悪化に直面している」と嘆いた。つづけて「北朝鮮は直ちに挑発を中断し、韓国政府の “大胆な構想”に応じる “大胆な選択”を通じて、未来のための突破口を見いだすことを願う」と強調した。
今回のラウンドテーブルには、世界経済外交大学の総長兼上院第一副議長をはじめ、現地の学界およびシンクタンクの専門家16人が出席した。
専門家たちは「“中央アジアの非核地帯”創設を提案した国として、ウズベキスタンはこれからも、北朝鮮の非核化のための韓国政府の努力を支持し続けていく」と語った。
パク外相は韓国外相としては初めて、世界経済外交大学で名誉博士の学位が授与され、授与式後には両国の外交官養成機関である韓国国立外交院とウズベキスタン外交アカデミーのMOU(了解覚書)締結式に出席した。
また朴外相は同日、タシュケントにある国立東方大学で、学生および教授陣300余人に特別講義をし、韓国とウズベキスタンが共に進むべき方向を提示した。パク外相は「中央アジアの人口・資源大国であり、ユーラシアの関門であるウズベキスタンとの協力を、鉱物・プラントはもちろんデジタル・保健・新再生エネルギーなど、未来志向的な分野へと拡大していく」という内容を伝えた。
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