昨年12月、米韓高位級経済協議会を行なった韓国の李度勲外務第2次官(左)(画像提供:wowkorea)
昨年12月、米韓高位級経済協議会を行なった韓国の李度勲外務第2次官(左)(画像提供:wowkorea)
韓国のイ・ドフン(李度勲)外務第2次官は1日「北朝鮮の核脅威危機に対し、インド・太平洋地域のパートナーたちや国際社会と共に協力し、完全な非核化を目指していく」と語った。

イ次官はこの日の午前、チェジュド(済州島)ソグィポ(西帰浦)で開かれた済州フォーラムの “インド・太平洋地域におけるグローバル協力の拡大”セッションで基調演説をし、韓国が今後インド・太平洋地域に寄与する分野に関し、核非拡散・テロへの対応強化をあげ「(協力から)さらに積極的に寄与することで、核非拡散の規模をインド・太平洋地域に拡大していく」と語った。

つづけて「多国間協議や開発途上国への支援などを通じて、非拡散の力を開発途上国に築いていく」と説明した。

イ次官は、北朝鮮が発射した軍事偵察衛星について「北朝鮮の核への野望を表したもので、これは明白な北朝鮮の非核化に関する(国連安保理決議の)違反だ」と語った。つづけて「(北朝鮮は)域内の平和と安保を脅かしている」とし「このような挑戦課題の脅威を域内の次元で解決するため、共に力を合わせていかなければならない」と強調した。

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