韓国大統領室高官は24日、聯合ニュースの取材に「今はあらゆる協議を迅速に進めようという雰囲気だ」と述べ、NCGの初会合を速やかに開くと答えた。別の関係者は初会合の開催地について「全ての可能性を開いて協議中」と話した。ワシントンでなく、ソウルで開かれる可能性もある。
韓米は初会合で、北朝鮮の核・ミサイル関連情報を共有し、有事発生時の米国の核資産運用に関する共同企画と共同実行案を議論するとみられる。両国首脳が合意した通り、今後NCGは年に4回、定期的に開かれる。
NCGを韓米2カ国から韓米日3カ国に広げることも取り沙汰されている。7月にも開催が見込まれるワシントンでの韓米日首脳会談で取り上げられる可能性がある。
これに関し大統領室は、韓米が初会合も開いていない状況で日本の参加に言及するのは時期尚早との見解を示している。趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長は前日「まず韓米間でNCGを定着させる必要がある」と述べ、「日本とはその次に協力していくことになるが、まだ協議は行われていない」とした。
一方、韓米両国の国家安全保障会議(NSC)が、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の先月の国賓訪米前に図上シミュレーション訓練を実施していたことが分かった。韓国大統領室高官は「韓国軍と米軍が行ってきた拡大抑止手段運営演習(DSC TTX)をNSC間に広げたもの」と説明した。
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