韓国務総理はこの日の午前、政府ソウル庁舎で主宰した国政懸案関係長官会議で「今回の集会は多数の国民の平穏な日常を深刻に毀損(きそん)した」とこのように述べた。
建設労組は16~17日に1泊2日でソウル都心において大規模集会を行った。一部の集会参加者たちがマットや包装ビニール、テントなどを敷いて野宿をした。
韓国務総理は建設労組が当時、午後5時まで許容された集会時間を守らず‘夜間文化祭’の名目で集会を継続した上、警察の解散命令に応じなかったと指摘した。続いて、建設労組が当初申告した行進経路から外れ、車線を占拠したとし「莫大な市民の不便を引き起こした」と批判した。
さらに「政府は憲法と法律が許容する範囲を超える不法集会については厳重に責任を問う。多数の市民の日常生活に莫大な不便をもたらす集会・デモに対しては制度的改善方案も一緒に講じる」と明らかにした。
また「他人の自由と権利を侵害してまで極端に自分の主張を貫徹する行為は自由民主主義の基本秩序を毀損することだ」と述べた。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 83