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最大野党の若手議員が離党表明 巨額の仮想通貨疑惑で=韓国
【ソウル聯合ニュース】巨額の仮想通貨を保有していた問題で、韓国の革新系最大野党「共に民主党」の若手国会議員が14日、離党を表明した。 共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の最側近とされる金南局(キム・ナムグク)議員(40)はフェイスブックに「愛する民主党をしばらく離れる。これ以上党と党員のみなさんに負担をかけるのはよくないと判断した」と投稿した。無所属として「不当な政治攻勢」に対抗して真実を明らかにするという。 金氏は22年1~2月、「P2E(プレー・トゥー・アーン)」ゲームで獲得できる仮想通貨「WIMIX(ウィミックス)」を当時の相場で約60億ウォン(約6億円)分保有していたが、仮想通貨の取引実名制が導入される直前の同年2~3月に全量を処分したとされる。 保有・処分する過程でいかなる違法もなく、財産申告もまた適法に行ったと釈明したが、同問題を巡る論争は広がった。仮想通貨の所得課税を先送りする法案を共同発議したことや、大統領選を控えた昨年2月に非代替性トークン(NFT)を用いた「李在明ファンド」を企画・発売したことなどがさらに問題となった。 検察は金氏がウィミックスを保有し、処分する過程で違法行為があったかどうかを調べている。