国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)がベルギーのルーベンカトリック大学災害疫学研究センター(CRED)の統計をもとに作成した2007年度の世界自然災害報告書によると、1997年から2006年までに220カ国・地域で起きた自然災害による死亡者数は合計120万9002人だった。このうち北朝鮮の死亡者数は45万8435人で37.9%を占め、死亡者数が2番目に多いインドネシア(18万1977人)の2.5倍となった。北朝鮮では1987年から1996年に自然災害で15万3458人が死亡しており、これと比べ、この10年間の死亡者数は3倍に急増したことも明らかになった。
報告書はまた、1997年から2006年に世界で発生した自然災害は6806件で、その前の10年間(4214件)に比べ1.6倍増加し、死亡者数も60万9000人余りから2倍に増えたと分析した。
CREDはIFRC、国連開発計画(UNDP)、国連人道問題調整事務所(OCHA)、アジア防災会議(ACDR)などとパートナーシップを結び、全世界の災害関連の統計を算出している。
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