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韓国 きょうのニュース(5月4日)
◇韓日首脳会談 共同宣言は見送りへ 大統領室の李度運(イ・ドウン)報道官は記者会見で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が7日に岸田文雄首相と会談し、安全保障や先端産業、若者の交流などについて協議すると明らかにした。今回の会談で共同宣言などが発表される可能性は高くないようだ。大統領室関係者は記者団に、「共同記者会見で何らかの宣言が発表されることは難しいと思う」と述べた。◇岸田氏の警護体制 最高レベルに引き上げ 7日から1泊2日の日程で韓国を訪問する岸田文雄首相に対し、異例となる最高レベルの警護体制が敷かれることが分かった。大統領室などによると、日本の首相はこれまで主要国の首脳が属する最高レベルの警護対象から外されていたが、今回の訪韓に合わせて引き上げられたという。国内外の政治状況を考慮した決定とみられる。◇大統領室前の公園を一部開放 尹大統領がイベントに出席 尹錫悦大統領は就任1周年に合わせ市民に開放した「竜山子ども庭園」のイベントに出席した。同園がある竜山公園は1904年の韓日議定書調印後に旧日本軍が駐屯し、日本による植民地支配からの解放後は米軍基地として利用されてきたが、今回約120年ぶりに一部開放された。公園の前には大統領室庁舎がある。尹大統領は「青瓦台(旧大統領府)を国民のもとに返し、ここに大統領室を移した就任当時の気持ちを改めて心に刻む」とあいさつした。◇与党議員の太永浩氏 懲戒処分で総選挙出馬断念も 北朝鮮の元駐英公使で与党「国民の力」の最高委員を務める太永浩(テ・ヨンホ)国会議員を巡る疑惑が相次いで浮上したことで、党内では重い懲戒処分が避けられないとの声が高まっている。党関係者は聯合ニュースの取材に対し、「少なくとも党員資格停止6カ月以上の重い懲戒が必要という雰囲気だ」と述べた。太氏が1年以上の党員資格停止処分を受ければ、来年4月の総選挙の公認を受けることができなくなる。6カ月以上の停止処分でも懲戒が解除されるのが年末になり、出馬は難しくなる見通しだ。