台湾の食品工場で火災が発生、7人死亡…中国・国務院「哀悼の意を表す」＝中国報道

台湾の中西部に位置する彰化（しょうか）県にある食品工場で火災が発生し、7人が死亡した。

現地の消防署によると、25日午前、彰化県にある「聯華食品彰化工場」で火災が発生した。

通報を受け出動した消防隊により工場内にいた従業員22人が救助され病院に搬送されたが、これまでに7人の死亡が確認された。また、8人が重傷だという。火は約3時間後に消し止められた。

消防当局は工場内の生産ラインでの事故が出火の原因とみて、調査を進めている。

中国・国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮（しゅ・ほうれん）報道官は本日（26日）行われた定例記者会見で、「聯華食品彰化工場」の火災事故について言及し、「事故の犠牲者に深い哀悼の意を表し、負傷者と家族の皆さまに心からお見舞い申し上げる」と伝えた。