韓国　きょうのニュース（４月２５日）

◇スーダンから退避の２８人　ソウル空港に到着　戦闘が激化しているアフリカ北東部スーダンから退避した韓国人２８人が２５日午後４時ごろ、韓国軍の空中給油輸送機ＫＣ３３０で軍用空港のソウル空港（京畿道・城南）に無事到着した。２８人は２３日にスーダンの首都ハルツームを陸路で出発し、ポートスーダンまで移動。韓国軍の輸送機Ｃ１３０で紅海の対岸、サウジアラビア西部ジッダに向かい、ここからＫＣ３３０で帰国の途に就いた。◇最大野党の違法資金疑惑　前代表を出国禁止に　革新系最大野党「共に民主党」の２０２１年の党大会で代表に選出された宋永吉（ソン・ヨンギル）前代表の陣営関係者らが宋氏の当選のため違法な資金を同党の国会議員らに渡した疑惑を巡り、同疑惑を捜査するソウル中央地検が宋氏の出国を禁止する措置を取った。法曹界関係者が２５日、伝えた。宋氏は２４日に滞在先のフランス・パリから韓国に帰国していた。◇スクールゾーンでの交通犯罪に重罰　最高懲役２６年　　大法院（最高裁）の量刑委員会はこのほど、子ども保護区域（スクールゾーン）での交通犯罪と飲酒・無免許運転による犯罪の量刑基準を新たに設定した。これにより、スクールゾーンで飲酒運転をして子どもをひき、死亡させた場合は懲役１５年から最高２６年までの刑に処される。量刑基準は、判事が刑を決める際に参考にする勧告としての性格で拘束力は持たないが、これに外れる判決を下す際は判決文にその理由を記載しなければならない。◇大統領室前の公園　来月４日から一部開放　国土交通部は、ソウルの大統領室前にある竜山公園の一部を来月４日から「竜山子ども庭園」として市民に開放すると発表した。竜山公園は在韓米軍から返還された敷地で、これまでに試験開放されたことはあるが、公園として造成され、常時開放されるのは今回が初めて。竜山基地の約２４３万平方メートル（約７４万坪）の敷地のうち、昨年５８．４万平方メートル（約１８万坪）が返還され、このうち竜山子ども庭園として造成された３０万平方メートル（約９万坪）が今回開放される。