宋氏は関連の疑惑について、自身の党代表候補陣営で起きたことから、検察に自分を召還調査するよう求めた。宋氏は、同党を離党することも明らかにした。
宋氏は22日(現地時間)、パリ3区にある事務所で記者会見を開き、「私は全ての政治的責任を負い、今日付で民主党を離党することにした。当然ながら民主党の常任顧問も辞任する。地域委員長や党員でもない国民の1人として、堂々と検察の捜査に応じる」と述べた。
離党を決めた背景については、「私が党代表時代、国民権益委員会の不動産実態調査と関連し、物議を醸した12人の議員らに不動産問題で民心が離れてしまった国民の心を取り戻すために、離党を勧めたことがある。同じ原則が私にも適用されるべきだと思う。党に迷惑をかけた責任を負う」と説明した。
宋氏は、党も求めた「早期帰国」のために、すでに飛行機のチケットも準備していると語った。「直ちに帰国する。明日(23日)午後9時にアシアナ航空機に乗り、月曜日(24日)午後3時に仁川国際空港に到着する。帰ってから、一つ一つ説明していきたい」と述べた。
また、「検察からの召還もないが、できるだけ早く帰国して、調査に堂々と応じ、責任を持って事態を解決する。私が帰国したら、検察は私と一緒にいた人々を苦しめずに、直ちに私を召還するようお願いする。検察の取り調べに積極的に応じる」と付け加えた。
宋氏は「現金入り封筒疑惑については、まったく知らなかったという以前の発言を維持するのか」という質問に、「はい。そうだ」と党大会当時の状況を説明した後、「候補者がそのような陣営のことをいちいち気にかけることが難しかった」と述べた。
宋氏が該当の疑惑について、公式に立場を表明したのは初めてだ。
宋氏は「2年前の党代表選と関連して現金入り封筒疑惑事件が発生したことについて、国民の皆様や党員の皆様に心からお詫び申し上げる。前党代表として痛切な責任感を感じる。国民の皆様とイ・ジェミョン(李在明)代表をはじめとする党指導部、議員の皆様、党員の皆様に再度お詫び申し上げる」と謝罪した。
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