韓国防疫当局「エムポックス、大規模な伝播の可能性は低い」(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局「エムポックス、大規模な伝播の可能性は低い」(画像提供:wowkorea)
中央災難安全対策本部のキム・ソンホ第2総括調整官(行政安全部災難安全管理本部長)は19日、「エムポックス(サル痘)は呼吸器に伝播する新型コロナウイルスとは異なり、日常的な接触では感染せず、大規模な伝播の可能性は低いとみられる」と明らかにした。

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キム本部長はきょう中央災難安全対策本部会議を通じ、「エムポックスは密接接触(皮膚接触、性接触など)を通じ伝播する特性がある」とし、「国内の伝播を早期に抑制するためには症状の早期発見と治療が重要」と述べた。

これに先立ち、疾病管理庁は今月13日にエムポックスの危機警報レベルを「注意」段階に引き上げた。エムポックスの感染が海外渡航歴のない地域社会感染の形態で現れているためだ。18日現在で韓国国内のエムポックス感染者は計16人と集計された。

また、先週の新型コロナウイルスの日平均感染者数は1万691人で前週比0.2%減少した。週間致命(3月5週目)は0.06%で30週間ぶりに最低値を記録するなど、新規重症者および死亡者数は減少を続けている。ただ、60歳以上の感染者数は4週間連続で増加していると集計された。
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