インドで密酒を飲んだ32人が死亡…14人重体=韓国報道(画像提供:wowkorea)
インドで密酒を飲んだ32人が死亡…14人重体=韓国報道(画像提供:wowkorea)
インドで有毒物質が含まれた違法製造酒を飲み、十数人が死亡するという惨事が発生した。

 18日(現地時間)、現地媒体によると、インド北部ビハール州の東チャンパラン地域で最近、住民32人が密酒を飲み死亡した。密酒関連の死者は15日に初めて報告され、その後、犠牲者の数が増えている状況という。

 当局関係者は病院で治療を受ける重症者が14人に達し、死者はさらに増えると見ている。

 ビハール州は酒の販売・消費が公式的に禁じられ、住民らは違法製造された酒を買い飲んでいたと見られる。

 警察当局は事件後、密酒の製造と流通に関わった108人を逮捕し、6000リットルを超える密酒も押収した。チャンパラン地域の警察官5人については、今回の事件への責任を問うかたちで、停職処分が下された。

 インドでは貧困層や田舎を中心に密酒が出回り、工業用メタノールなどの有毒物質が含まれる酒を飲んで集団で死亡する事態が相次いでいる。2011年、西ベンガル州では172人が死亡し、2019年には北東部アッサム州で住民150人以上が命を落とした。昨年12月にもビハール州で80人以上が犠牲となった。


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