尹大統領支持率　2．8ポイント下落の33．6%＝昨年10月以来の低水準

【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが17日に発表した調査結果によると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は前週から2．8ポイント下落した33．6%となった。不支持率は2．4ポイント上昇した63．4%だった。

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　同社の調査で3月初めに40%台前半だった尹大統領の支持率は同月第5週に小幅に上昇したことを除き、下落を続けている。今回は昨年10月第3週の32．9%以来の低水準となった。

　リアルメーター関係者は対日関係を巡る問題は落ち着いたが、米情報当局が韓国政府内の通信を傍受したとの疑惑が浮上したことを指摘。金泰孝（キム・テヒョ）国家安保室第1次長が「悪意を持って（傍受）したという状況は発見されていない」と発言したことなどが「国民のプライドと憂慮を増幅させ、（支持率を）直撃した」と分析した。

　政党支持率は保守系与党「国民の力」が3．1ポイント下落の33．9%、革新系最大野党「共に民主党」が2．9ポイント上昇の48．8%だった。両党の支持率の差は8．9ポイントから14．9ポイントに拡大した。革新系野党「正義党」の支持率は0．3%下落の3．4%、無党派層は12．2%だった。

　調査は10日から14日まで、全国の18歳以上の2506人を対象に実施された。