7日(現地時間)、現地メディアの報道によると、インドで新たに導入される高等学校政治・歴史教科書では「インド建国の父」マハトマ・ガンジーの暗殺とヒンドゥー教極端主義との関連性、ムガル帝国の歴史などが縮小または削除された。
具体的にはヒンドゥー教・ムスリム間の統合を追求していたガンジーの努力がヒンドゥー過激派たちを刺激し、この過激派たちが数回ガンジーの暗殺を試みたという内容が抜けた。
ガンジーが1948年極右ヒンドゥー教徒ナトゥラム・ゴドセに暗殺された後、ヒンドゥー教国粋主義団体民族奉仕団(RSS)の活動が1年間禁止されたという内容も除外された。
新しい教科書はムガル帝国に関連する内容も削除した。ムガル帝国は16〜19世紀、インドの大部分を統治したイスラム王朝だ。
野党と学界は教育当局の措置に対してモディ首相が歴史を歪曲していると批判した。コラムニストで学者のアショク・スウェインは「インドのヒンドゥー民族主義政府はインドの歴史書からヒンドゥー民族主義者によるマハトマ・ガンジー暗殺事件まで削除した」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88