ソウル・スソ(水西)警察署は去る5日、強盗殺人教唆(きょうさ)の容疑で逮捕したコイン業界関係者ユ氏に対して拘束令状を申請したと7日、明らかにした。ユ氏の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は同日午後3時30分、ソウル中央地裁で開かれる。
警察によるとユ氏は先月29日、ソウル江南区ヨクサム(駅三)洞のあるアパート団地前で女性A氏(48)を拉致して殺害した主犯イ・ギョンウ(36、拘束)に拉致と殺害を指示した疑い(強盗殺人教唆)をもたれている。
これを前に警察はイ・ギョンウが“黒幕”から犯行着手金名目で4000万ウォン(約400万円)を受け取ったという共犯の供述をもとに捜査を拡大し、ユ氏の妻ファン某氏が2021年、イ・ギョンウに4000万ウォンを渡した状況を捉えた。
警察はまた犯行直後もユ氏がイ・ギョンウと2回会った状況を確保し、去る5日午後3時ごろ、キョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)市のあるデパートでユ氏を緊急逮捕した。
警察はユ氏らが今回の事件の黒幕とみている。ユ氏とファン氏は被害者A氏と共に、暗号資産事業を展開していたが関係が悪化し、最近まで法的争いを繰り広げてきたことが調査でわかった。
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