オレンジスクエアは2018年9月に韓国国内で初めて無人換金機サービスを開始したグローバル企業で、昨年7月にワウパス・プリペイドカードのサービスを開始した。ワウパスは全国どこでも決済が可能な外貨チャージ式のプリペイドカードで、主な地下鉄の駅やホテルなどに設置された約90台の無人換金機を通じ発給・チャージ・出金サービスを提供することで、訪韓外国人観光客のキャッシュレス決済を支援しており、交通系ICカードの機能も搭載した金融委員会指定の革新金融サービスだ。
オレンジスクエアの分析報告書によると、ワウパスカード発給者の70%が20~30代で、そのうち女性の割合は85%を占める。ワウパスカード発給者の国籍は100か国以上で、1位は日本、2位は台湾、3位は香港、4位は米国だ。
ワウパスによる決済額が大きい業種の順位は1位が食堂、2位が衣類売り場、3位が化粧品売り場で、訪韓外国人観光客の消費活動は食堂やショッピングに限定されず、美容室、皮膚科、整形外科、書店、映画館、PCバン(ネットカフェ)、カラオケなどさまざまな業種で行われている。
オレンジスクエアのイ・ジャンベク代表は、「現在、ワウパスカードは新規発給外国人観光客数が入国者の約10%の水準である月5万人を超えるなど爆発的な成長をみせており、今後はワウパスアプリを通じ外国人観光客の消費を便利にするさまざまな旅行・ショッピング特典を提供する予定」と話している。
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