韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が内需活性化の核心として「観光」を挙げ、観光活性化と外国人観光客誘致に力を入れてほしいと話した。

 29日、ユン大統領はヨンサン(龍山)大統領室で行われた第15回経済民生会議で、「外国人が故宮博物館にある高麗青磁を見に韓国に来るだけでなく、スンデやトッポッキを食べに来れば、韓国観光は成功だ」とし「新たな『K-観光活性化』戦略を立てるべき」と指示した。

 彼は「ちょうど全世界的な防疫措置緩和と日韓関係改善などで新型コロナウイルス感染症で大きく打撃を受けた飲食・宿泊分野の消費と観光をパンデミック以前に戻す条件が今や整っている」と説明した。

 さらにユン大統領は韓国観光公社などに対して「自然遺産、文化遺産の単純な広報にとどまらず『ソウル、クァンジュ(光州)、スンチョン(順天)、テグ(大邱)裏通りのどこに行けばどんなストーリーがある』ということを発掘して国内観光を促進してこそ、外国人の観光も活性化できる」と付け加えた。

 それと共に「多様な文化・観光商品と路地商圏および地域市場の生産品、特産品消費・販売が円滑に連携するようにして内需振興を通じた経済活性化に邁進しなければならない」とし「多くの外国人観光客の訪韓に備え、ビザ制度などをより便利に改善し航空便も増やしていくべきだ」と強調した。
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