韓国統計庁の資料によると、ことし2月にベトナム人男性768人が結婚移民制度を通して韓国の地を踏んだ。同期間、米国(359人)・中国(351人)・日本(127人)に比べると最も多い数値だ。
このような状況が確認されたのは最近のことではなく、昨年の統計を同じように比較してもベトナム男性が国籍別ランキングで1位だった。
「毎日経済」は「ベトナム男性と韓国女性の結婚が、不自然であるとか間違っているということではない」とし、「結婚によって韓国国籍を獲得したベトナム女性が(韓国男性と)離婚し、シングルになった後、ベトナム男性と再婚する”ルート”がある」と説明。この過程には”ブローカー”の介入の可能性も提起されている。
夫婦の離婚が単純な個人的理由によるものなのか、あるいは”国籍洗浄”のための組織的ブローカーの作業であるのか、「疑う余地がある」と同メディアは報じた。
韓国統計庁によると、昨年の婚姻届け件数は19万件で、歴代最低値を記録した。一方で同期間、外国人との結婚(国際結婚)件数は1万6700件で27.2%(3600件)増加したことがわかった。
特に再婚は、カンボジア(147.9%/119件)、ラオス(141.2%/41件)、ベトナム(105.2%/1069件)などの増加率だった。
一部では、新型コロナウイルスの状況が落ち着いてきたことから、国際結婚市場に戻ってきた”風”を悟りながら実情を正確に把握しなければならないとの声も上がっている。
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