ソウル地下鉄、混雑緩和のため2・3・5号線の運行回数増やす…4月3日から(画像提供:wowkorea)
ソウル地下鉄、混雑緩和のため2・3・5号線の運行回数増やす…4月3日から(画像提供:wowkorea)
ソウル市とソウル交通公社は来月3日から地下鉄2・3・5号線の運行回数を増やすなど、地下鉄の混雑を緩和するための対策を施行すると、28日明らかにした。

ソウル市は来月3日から地下鉄2・3・5号線の運行を午前2回、午後2回の計4回ずつ増やして運営する。9号線の場合は2024年初めに8両編成の新規車両を追加導入して運行する。

また、雇用事業と連携し地下鉄駅舎に安全要員を配置する。ソウル市とソウル交通公社はことし年末までに出勤時間帯の安全要員190人、退勤時間および脆弱(ぜいじゃく)時間帯の安全要員630人を配置し運営する予定だ。

地下鉄の混雑を緩和するため駅舎内の移動動線分離および安全施設物の補強と通行妨害施設物の一斉整備を実施する。さらに駅舎のリモデリングと施設物の改善を推進し、ホーム、階段、連結通路などの主な密集区間内の空間を拡大する計画だ。現在、「トタ地下鉄」および「TMAP公共交通」アプリを通じ提供している1~8号線の電車混雑情報が今後はKORAIL(韓国鉄道公社)路線まで拡大される。

ソウル市のユン・ジョンジャン都市交通室長は、「現場の環境改善などすぐに推進可能な事項はスピーディーに施行し、電車の増車や移動通路の拡張など多角的な方案を持続的に講じていく」とし、「今後も地下鉄の混雑の根本的な改善と安全事故予防に総力を注いでいく」と話している。
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