警察、ソウル広場の「梨泰院事故」焼香所を「集会デモ法違反」で捜査=韓国(画像提供:wowkorea)
警察、ソウル広場の「梨泰院事故」焼香所を「集会デモ法違反」で捜査=韓国(画像提供:wowkorea)
イテウォン(梨泰院)事故の遺族と関連した団体がソウル広場に設置した焼香所に対し警察が捜査に乗り出した。

ソウル・ナムデムン(南大門)警察署は24日午前10時、集会およびデモに関する法律違反、共有財産および物品管理法違反などの容疑で梨泰院事故市民対策会議のアン・ジジュン運営委員長を召喚し調査することにしたと明らかにした。

警察関係者は、「(遺族側のソウル広場)焼香所の設置以降、認知捜査をしている」と話した。

これに先立ち、梨泰院事故の遺族協議会と市民対策会議は先月4日、ソウル・ヨンサン(龍山)区ノクサピョン(緑莎坪)付近の梨泰院焼香所からチュン(中)区セジョン(世宗)大路を経て、クァンファムン(光化門)広場に行進する途中、予告なくソウル広場に犠牲者合同焼香所を設置した。警察はこの過程で集会デモ法違反などの不法行為があったかどうかを調べている。

ソウル市はこれを不法構造物設置だとし、期限内に自主撤去しない場合には強制的に撤去するとの行政代執行を予告したものの、最近保留した。代わりに、来月1日から5日までソウル広場焼香所を遺族側と共同運営した後、別の場所に恒久的な追慕空間を設置しようと提案するなど、対話を続けている。

遺族側は「冠婚葬祭」に該当するとし、申告の義務はないと主張している。集会デモ法15条は、冠婚葬祭や国慶行事などと関連した集会は屋外集会の申告義務などの規制を受けないと規定している。

市民対策会議は、「当時の行進と集会は適法だった」とし、「ソウル市の非協力などによりソウル広場前に設置するしかなかった焼香所は、申告の対象でも許可の対象でもない」と主張した。
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