イ・シオンがチョン・ジヒを相手にドライブしている。(画像提供:wowkorea)
イ・シオンがチョン・ジヒを相手にドライブしている。(画像提供:wowkorea)
22日、キョンギド(京畿道)スウォン(水原)市の卓球専用競技場スタジオTで開かれた「2023Dunamu(代表:イ・ソクウ)韓国プロ卓球リーグ(KTTL)」男子コリアリーグプレーオフ第1戦で、国軍体育部隊がエースのチャン・ウジンを筆頭に、韓国取引所をセットスコア3-1で制圧した。

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 正規リーグの順位で1勝をまず確保した国軍体育部隊は、チャンピオン決定戦のチケットを手にし、24日、1位サムスン生命と戦う。また、女子部プレーオフ第1戦では、ミレー・アセット大宇がサムスン生命をセットスコア3-2で破った。正規リーグ3位のミレー・アセット大宇はこの日の勝利で2位サムスン生命と第2戦をおこなうことになる。第2戦の勝者がポスコインターナショナルが待つチャンピオン決定戦に進出する。

 女子部第1戦で両チームは、正規リーグで2勝2敗と混戦したように、最後まで勝負を予測できない名勝負を繰り広げた。1、2セットは両チームのエース、チュ・ジョンヒとチョン・ジヒがそれぞれ相手をゲームスコア2-0で1点ずつを確保した。続く3セットダブルスでミレー・アセット大宇のユン・ヒョジュ-シム・ヒョンジュペアがダブルス1位(8勝6敗)に君臨するサムスン生命のウィ・イェジ-イ・チェヨンペアを11-3、11-5で予想をくつがえす勝利を収めた。

 両チームのエースが臨んだ4セットでサムスン生命は1週間前に終えたシンガポールWTT大会で世界トップランカーを連覇するなど大きな話題となったチュ・ジョンヒが、チョン・ジヒを2-1で逆転勝利し、セットスコア2-2で試合をふり出しに戻した。しかし、最終5セットで国家代表ユン・ヒョビンが今シーズン初出場したサムスン生命のピョン・ソヨンが展開する多様なプレーに苦戦したものの、着実なプレーで勝利し、3-2の逆転勝利で2時間20分の激闘を制した。

 男子部の試合は国軍体育部隊が韓国取引所の新生チーム突風を沈ませ、2年連続でチャンピオン決定戦に進んだ。世界最高峰のプレーが続出し、手に汗握る接戦が繰り広げられた。両チームのエースであるチャン・ウジンとアン・ジェヒョンが1、2セットをそれぞれ勝ち取り、試合は五分五分に進んだ。「ウジン体育部隊」との別名があるほど、チームのエースとして活躍するチャン・ウジンがキル・ミンシクを圧倒的なスコアで下し、2セットではアン・ジェヒョンがキム・デウを相手に完勝した。

 3セットダブルスで勝利の軸が国軍体育部隊に傾いた。正規リーグ2度の試合でセットスコア2-0で勝利したキル・ミンソク-ソ・ジュンウォンペアは韓国取引所のクァク・ユビン-キム・ミンヒョクペアの連続ミスを見逃さず、2:1で勝利した。

 続けておこなわれたエース同士、チャン・ウジンとアン・ジェヒョンの試合は、チャン・ウジンの驚くべき防御力とトレードマークの強力なトップスピンでアン・ジェヒョンを翻弄(ほんろう)。アン・ジェヒョンも2ゲームを追撃しデュースまで持ち込むなど善戦したが、勝利までには及ばなかった。

 しかし、昨年11月に創団した韓国取引所としては、満足できる初シーズンだった。韓国卓球のレジェンドであるユ・ナムギュ監督が率いる初年度からプレーオフに進出する成績を収めた。ソン・ビョンドゥ理事長が多くの職員と共に試合会場を訪れるほど、会社の関心も高かった。

 これにより、男子部コリアリーグチャンピオン決定戦は初シーズンと同じサムスン生命と国軍体育部隊が再びぶつかることになった。正規リーグ1位のサムスン生命が1勝を抱き開かれる24日のチャンピオン決定戦で、どのチームが優勝カップを手にするのか、ファンの関心が高まっている。


23/03/22国軍体育部隊vs韓国取引所【2023Dunamu韓国プロ卓球リーグ】男子部PO第1戦
23/03/22国軍体育部隊vs韓国取引所【2023Dunamu韓国プロ卓球リーグ】男子部PO第1戦




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