尹大統領は同日午前、閣議の冒頭で23分間発言を続けた。この冒頭発言はテレビで生中継された。 通常、尹大統領の閣議での冒頭発言は、短い時は5分、長くても10分以下だったが、歴代大統領と比べても長かった。
尹大統領は「これまで日韓関係は悪化の一途をたどってきた」とし「過去は直視し記憶しなければならないが、過去に足を引っ張られてはならない」と述べた。それと共に「韓国社会には排他的民族主義と反日を叫びながら政治的利益を得ようとする勢力が厳然と存在する」として野党を厳しく批判した。
両国が安保・経済・文化など多様な分野で協力していかなければならない方向も提示した。両国政府間協議を早期回復することはもちろん、国家安全保障会議レベルの「日韓経済安保対話」もまもなく発足する予定だ。
また、尹大統領は勤労時間制度改編案と関連した考えも再度明らかにした。尹大統領は「週60時間以上の勤務は健康を害するという考えには変わりがない」と強調した。続けて「労働市場柔軟化制度の設計において国民の意見を十分に聴取し収集する」とし、「雇用労働部など関連部署に細密な世論調査を実行し、結果報告を待つ」と話した。
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