尹大統領、閣議冒頭で最長23分発言、日韓関係・労働時間の説得に苦心=韓国(画像提供:wowkorea)
尹大統領、閣議冒頭で最長23分発言、日韓関係・労働時間の説得に苦心=韓国(画像提供:wowkorea)
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が国務会議の冒頭発言を通じて日韓関係改善と勤労時間柔軟化政策に言及した。6日、日韓首脳会談を通じて「シャトル外交」を再開すると決定したにもかかわらず、野党と国民の非友好的世論が沸き上がり、支持率が急落すると国民への説得を通じて局面突破に乗り出したものと分析される。

尹大統領は同日午前、閣議の冒頭で23分間発言を続けた。この冒頭発言はテレビで生中継された。 通常、尹大統領の閣議での冒頭発言は、短い時は5分、長くても10分以下だったが、歴代大統領と比べても長かった。

尹大統領は「これまで日韓関係は悪化の一途をたどってきた」とし「過去は直視し記憶しなければならないが、過去に足を引っ張られてはならない」と述べた。それと共に「韓国社会には排他的民族主義と反日を叫びながら政治的利益を得ようとする勢力が厳然と存在する」として野党を厳しく批判した。

両国が安保・経済・文化など多様な分野で協力していかなければならない方向も提示した。両国政府間協議を早期回復することはもちろん、国家安全保障会議レベルの「日韓経済安保対話」もまもなく発足する予定だ。

また、尹大統領は勤労時間制度改編案と関連した考えも再度明らかにした。尹大統領は「週60時間以上の勤務は健康を害するという考えには変わりがない」と強調した。続けて「労働市場柔軟化制度の設計において国民の意見を十分に聴取し収集する」とし、「雇用労働部など関連部署に細密な世論調査を実行し、結果報告を待つ」と話した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 82