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ロッテケミカルはイルジン・マテリアルズの買収を終えたことで、二次電池用材料のバリューチェーンを備えることとなった。「ロッテアルミニウム」は正極材用アルミニウム箔、ロッテケミカルは車載用電池向けの分離膜と電解液の有機溶媒を生産している。今回、銅箔製造企業を買収したことで、リチウムイオン電池に必須となる4種の材料すべてを自社で確保した。
世界シェア4位のイルジン・マテリアルズは、韓国とマレーシアで工場を運営しており、約6トンの生産能力を持つ。今後はスペインや米国に工場を新設し、生産量を2027年までに23トンへと拡大する計画だ。
ロッテケミカルは今後、二次電池材料企業への転換を目指す。同社は当初、2030年までに車載用電池材料分野に計4兆ウォン(約4098億2800万円)を投資し、売上高5兆ウォン(約5122億8500万円)の達成を目指していたが、今回の買収で7兆ウォン(約7171億9900万円)へと上方修正している。
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