同大電子電気工学科の権五大(クォン・オデ)教授らチームは8日、LEDを上回る性能の3次元共振型の青色レーザー光源を開発したと明らかにした。この技術は、従来のLEDの応答速度がメガヘルツの域を脱することができなかった点を補完し、数百メガヘルツからギガヘルツ級までの高速応答を実現した。高周波に変調することもでき、照明器具はもちろん、携帯電話や次世代ディスプレーなどさまざまな分野に活用できるものと期待される。一般レーザー光源のようなスペックル現象がなく目に負担をかけないだけでなく、マイクロまたはナノアンペアクラスの低い電流でも作動するため電力消耗が少なく、摂氏150度以上の高温でも安定した波長を送ることができるのも特長だ。
この研究は、科学技術部と韓国科学財団の国家指定研究室、教育人的資源部のBK21事業、ナノ技術集積センター、サムスン電子などの支援で行われた。権教授は22日に米カリフォルニア州サンホセで開かれる、国際光工学会(SPIE)主催によるオプトエレクロニクス、レーザー技術、バイオ医療、電子画像技術等に関する展示会とコンファレンス「フォトニクス ウエスト2008」に出席し、この研究結果とともに世界最低電流のメガピクセル級レーザーチップ開発などについて紹介する予定だ。
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