ソウル南方の京畿道・平沢にある米軍基地キャンプ・ハンフリーで待機する攻撃ヘリ「アパッチ」=12日、平沢(聯合ニュース)
ソウル南方の京畿道・平沢にある米軍基地キャンプ・ハンフリーで待機する攻撃ヘリ「アパッチ」=12日、平沢(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は13日、大規模合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を始めた。過去最長となる11日間、実際の戦争状況を想定しながら約20の野外機動訓練を実施する。 韓米は今回の演習で北朝鮮の核・ミサイルの高度化や、ロシアのウクライナ侵攻などで変化した安全保障環境を反映したシナリオを土台に、状況に合わせた訓練を展開する。文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代の2018年を最後に中断された戦区級の大規模な合同野外機動訓練も5年ぶりに復活する。 演習に合わせ、米原子力空母ニミッツが参加する訓練や韓米日3カ国のミサイル警報訓練の実施も調整している。 一方、韓米両軍は演習期間中に北朝鮮が挑発行為を行う可能性に備え、北朝鮮に対する監視・警戒態勢を強めた。北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)も出席する朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、「米国と南朝鮮(韓国)の戦争挑発策動に対処し、戦争抑止力をより効果的に行使して威力的に、攻勢的に活用するための重大な実践的措置が決定された」と報じた。
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