大統領室によると12日、同秘書官は一身上の都合で先週にユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に辞表を提出した。10日には一部大統領室の職員らに本人の辞職を知らせて、「皆様のご健勝をお祈りします」というメッセージを送ったという。
16~17日の日韓首脳会談、来月の米韓首脳会談など重要外交日程を控えた状況で中核となる人材が抜けて支障は避けられなくなった。ただし、今回の辞職は更迭の側面はないことが分かった。キム・イルボム秘書官は昨年、大統領職引継ぎ委員会の発足当初から業務を続け、疲労感を訴えたことが伝えられた。
一方、同金秘書官は第33回外交部専門職員採用試験に合格した後、外交部北米第2課長を務めた。キム・デジュン(金大中)、ノ・ムヒョン(盧武鉉)、イ・ミョンバク(李明博)歴代大統領の通訳としても有名だ。昨年3月の大統領職引継ぎ委員会の発足当時、当選者の補佐役として尹錫悦大統領とともに本格的な業務を開始し、大統領室初の儀典秘書官を務めた。
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