11日、消費者データプラットフォーム企業オープンサーベイの‘日米韓3か国ビューティートレンド2023’調査によると、3か国の女性消費者が使用するビューティー製品の平均には大きな差があった。韓国はスキンケア製品6.12個、色調製品5.69個を使用する反面、米国はそれぞれ3.60個と5.50個、日本は3.06個と3.95個を使用していた。オープンサーベイは韓国が特にスキンケア市場で米国・日本に比べ、市場成熟度が高いと説明した。
オンライン浸透率(オンラインでビューティー製品を1回以上購入した回答者の割合)でも、韓国の高い数値が目立った。韓国ではビューティー製品のオンライン購入が日常になっており、91.8%を記録した。一方、日本は57.8%に過ぎず、ビューティー製品の購入オンライン転換に最も消極的だった。
主要購買チャンネルも国別に差が見えた。韓国はオン・オフラインH&Bストア、オープンマーケット、ネイバーショッピングなどのオンラインチャンネルが購買チャンネル上位を占めた。米国は大型マート、オフラインH&Bストア、オン・オフラインビューティー専門編集ショップをよく利用していた。日本はオフラインH&Bストアでの購入が高かった。
細部ビューティー製品別市場拡大の可能性にも差が見えた。消費者が現在使用している製品と今後の使用希望製品データを分析した結果、韓国と日本はアイケア、米国は水分・トナーパッド、マスクパックなどに拡張機会が見えた。
Kビューティーに対する米国と日本の関心も差を見せた。米国消費者の40%はKビューティーを認知し、そのうち17.8%は購入経験があるが、日本消費者のうち認知者は27.3%に過ぎなかった。Kビューティー認知経路は両国ともソーシャルメディアで、特に米国でこの比重が目立った。この他、米国は友人や知人、広告を通じて接する比重が大きく、日本はオフラインの化粧品売り場が主な経路として現れた。
オープンサーベイのチョン・イェリデータビジネスチーム長は「3か国のビューティー消費者を調べると国別市場成熟度や消費形態が大きく異なることが分かった。カテゴリー別にも大きな差を見せるため、海外消費者はもちろん、国内消費者を攻略するには市場を細分化し、データで機会領域を把握することが重要だ」と付け加えた。
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