Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40
韓国 けさのニュース(3月6日)
◇徴用問題 「肩代わり」骨子の解決策発表へ 日本による徴用被害者への賠償問題をめぐり、韓国政府は6日に傘下財団が日本の被告企業の賠償金を肩代わりする解決策を正式に発表する。骨子となるのは政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が財源を確保し、大法院の賠償確定判決を受けた被害者に日本の被告企業(日本製鉄・三菱重工業)の代わりに賠償金を支払う方式になるとみられる。発表は朴振(パク・ジン)外交部長官が行うとされる。被告企業は賠償金の拠出には参加しないものの、両国企業が「未来志向的」趣旨で別の基金を創設する案も公表される見通しだ。◇訪米の国家安保室長「拡大抑止の信頼度向上へ米国と討議」 米ワシントンを訪問している金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長は5日(現地時間)、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)など米高官と会う計画だとしながら「核の傘に対する韓国国民の信頼度をより向上させる方法は何かという点に力点を置いて討議する」と述べ、米国の対北朝鮮拡大抑止の強化策を模索すると明らかにした。また、米国は徴用被害者への賠償問題を巡る韓日間の交渉に大きな関心を示してきたとして「(米国は)韓日関係の新たな時代が開かれれば、韓米日の安保協力が一段とアップグレードされ、さらには韓米日の協力がより包括的で豊かな関係に発展できるものと期待している」と述べた。◇22年の「韓流収支」黒字が過去最大 BTSや韓国ドラマ人気で 韓国が2022年にテレビ番組や映画、ラジオ、ミュージカル、音楽などのコンテンツ関連で海外からの収入を大きく伸ばし、いわば「韓流収支」で過去最大の黒字を記録したことが、韓国銀行(中央銀行)の統計で分かった。人気グループのBTS(防弾少年団)やBLACKPINK(ブラックピンク)などを中心にK―POP人気がアジアから世界に広がったこと、動画配信サービスを通じて韓国のドラマや映画などK(韓国)コンテンツの消費が拡大していることが収入を押し上げた。◇新規コロナ感染者4300人 前週比約270人増 中央防疫対策本部は、6日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から4300人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約270人増加した。