国連統計委員会は各国および国際機関の統計機関長らが集まり経済、社会、環境政策の推進に必要な統計基準と方法論を議論・議決する国際社会最高レベルの統計会議体だ。議長1人と副議長3人、報告官1人で構成される。
ハン庁長は2月28~3月3日、米ニューヨークの国連本部で開かれた第54回国連統計委員会の開会式で加盟国の満場一致で議長団の副議長に選出された。ハン庁長は、「副議長として世界の持続可能な開発目標(SDGs)達成を支援し、韓国の先進的な統計作成経験を多くの国と共有し、データ革新時代に対応する国際統計社会の活動に積極的に寄与していく」と明らかにした。
今回の国連統計委員会は新型コロナウイルス事態以降、対面形式で開催される初めての会議だ。約150か国が直接出席し、SDGs、行政資料の活用、国際統計分類の採択など、さまざまな国際統計社会の争点を議論する。
ハン庁長は加盟国の統計機関長として19の意思決定議題に対する意見開陳および意思決定権を行使した。特に、韓国が直面している自己住居費の物価反映と関連し、国際社会の流れに合わせ消費者物価指数の補助指標である自己住居費を今後の主指標に含める方案を検討中であることを明らかにした。
また、国内のすべての企業の情報を収録した統計登録簿である企業統計登録簿(SBR)や空間地理情報、炭素中立データ、オンライン取引行政資料などを結合し、企業活動に必要な統計を生産する韓国の経験を国際社会に共有した。
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