ソウルの美術館で朝鮮白磁展　国宝や日本所蔵品含む約180点展示

【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスングループが運営するリウム美術館（ソウル市竜山区）で28日から、朝鮮王朝時代に作られた優れた朝鮮白磁およそ180点を展示する大規模な陶磁器展「朝鮮の白磁、君子志向」が開催される。5月28日まで。

　2004年の同館開館以来で初となる陶磁器の企画展で、展示品には国宝10点と宝物21点、日本に所蔵されている白磁34点が含まれる。国家指定文化財（国宝と宝物）の朝鮮白磁59点のうち半分を集めた「前代未聞の展示」（リウム美術館）だ。

　同展にはリウム美術館の所蔵品のほか、国立中央博物館や国立慶州博物館、ソウル歴史博物館など韓国の8施設と東京国立博物館、大阪市立東洋陶磁美術館など日本の6施設の所蔵品も出品される。