韓国・中央災難対策本部、来月1日より中国からの入国者「PCR検査を解除」へ

韓国・中央災難対策本部のキム・ソンホ第2総括調整官は22日、「3月1日より中国から入国する到着者に対して入国後のPCR検査を解除し、インチョン（仁川）空港以外の空港を通じた（韓国への）入国も再開する」と明かした。

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　キム本部長はこの日、中央災難対策本部会議を通して「中国からの入国者の陽性率が1月1週目の18.4%から2月3週目の0.6%に落ちており、防疫措置の追加的な緩和が可能な状況」として、このように述べた。

　入国前のPCR検査とコード入力の義務化は、来る3月10日まで延長することに決定。その他の措置の中断に伴う影響を確認し、適時緩和していく。

　先週の1日平均の新型コロナウイルス感染者数は1万1599人で、前の週より減少。8週連続で感染者数は減少傾向を見せている。加えて、新たな重症者数はおよそ7か月ぶりに100人台まで減少。死者数も2月の1日平均は18.7人と引き続き減少している。

　ただし、60代以上の予防接種率は30%台序盤で停滞している一方、重症化率は4種連続で上昇していることがわかった。

　キム本部長は「現在の安定的な防疫状況を続けていき、完全な日常回復を準備するためには高リスク群の保護が必ず必要だ」とし、「60歳以上など高リスク群の接種対象者は、冬季の追加接種に積極的に参加してほしい」と呼びかけた。