検察の逮捕状請求を受けて国会で開かれた緊急最高委員会議で発言する李氏(中央)=16日、ソウル(聯合ニュース)
検察の逮捕状請求を受けて国会で開かれた緊急最高委員会議で発言する李氏(中央)=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は16日、ソウル近郊・京畿道城南市長時代の都市開発事業やプロサッカークラブの後援金を巡る問題で検察が自身の逮捕状を請求したことについて、党の緊急最高委員会議で「希代の事件として歴史に記録される」と批判した。

 李氏は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)独裁政権が検察権の私有化を宣言した日であり、政敵除去の欲望により法治主義が崩壊した日」として、「史上最大規模の捜査に百回を超える家宅捜索、数百人の関係者調査を終えたのに(私が)隠滅する証拠が残っているのか」と指摘。「逮捕の要件は全く(満たして)ない」と述べた。

 そのうえで、「国家権力を政敵の除去に悪用した検事独裁政権は必ず国民と歴史の審判を受ける」とし、「検事独裁政権の憲政秩序破壊に毅然(きぜん)と立ち向かう」と強調した。


Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40