李在鎔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李在鎔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国財界によると、サムスン電子は14日の取締役会で定時株主総会を来月15日に開くことを決め、議案を決定した。財界の関心を集めていた李在鎔(イ・ジェヨン)同社会長の登記簿上の取締役への選任は議案に含まれなかった。司法リスクなどを考慮して登記簿上の役員への復帰を先送りしたとみられる。 登記役員は未登記の役員と違い、取締役会の構成員として企業の経営に対する法的責任を負う。 李氏は副会長だった16年10月に社内取締役に選任され、19年10月に任期満了と共に退いて以来、現在まで未登記の役員となっている。 財界関係者は、李氏はサムスングループの経営権継承を巡る不正事件の裁判などを抱えており、仮に一部でも有罪判決が出れば活動に制約が生じかねないことから、あえて今の時点で登記役員に復帰する理由はないとの見方を示した。
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