情報技術(IT)部門の市場調査機関アイサプライが16日に発表した資料によると、サムスン電子はアップルコンピューターの「iPod」関連のフラッシュメモリ供給のため生産ラインを一部専用化したものの、世界市場で約18億5000万ドル相当のDRAMを販売しシュア28.9%を記録した。2位と大きく差をつけてトップの座を守った。
 2位のハイニックス半導体の販売額は10億6000万ドルで、シェアは16.6%。次いで米マイクロンテクノロジーがシェア15%で売上高が9億6000万ドル、独インフィニオンテクノロジーが13.9%だった。

 来年のDRAM市場は今年に引き続き縮小する見通しだ。米国半導体工業会(SIA)は16日に発表した資料で、2006年は世界の半導体市場規模が今年より7.9%増加し2455億ドルになるとみられるが、DRAM市場は過剰設備による在庫を解消しようと業者らが価格引き下げに動き、今年より約10%減の230億ドル水準なるという。


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