軍当局によると11日、空軍の普通戦功死傷審査委員会は今月9日、同副士官の死亡を殉職と決定した。同副士官が2021年5月に自殺をしてから約1年9か月ぶりのことだ。
殉職は国家の守護・安全保障または国民の生命・財産保護と直接関連した職務遂行や教育訓練中に死亡した軍人に認められる。
同副士官は2021年3月、空軍第20戦闘飛行団に勤務していた時期、先任から性的暴行を受けた。性的暴行の事実を申告したが、返ってきたのは懐柔と圧迫だった。加害者と被害者の所属部署を引き離す措置もとられることはなかった。異動後の部隊では、問題行動を起こした兵士というレッテルを貼られた。
このような扱いに対して悲観した同副士官は事件発生約2か月後に自宅で命を絶った。同副士官が国家有功者などに認められるかどうかは国家報勲処の審査を通じて決定される。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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