統一部のクォン・ヨンセ(権寧世)長官は27日午前、チョンワデ(青瓦台)迎賓館で行政安全部・国家報勲処・人事革新処と合同で、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領にことしの業務報告をおこなった。今回の業務報告は「責任を負う報勲、安全な国、共に開く統一」という標語の下、大統領室・首相室・行政安全部・国家報勲処・人事革新処の関係者や市民を含め159人が参加した。
クォン長官は「正しい南北関係の実現」と「統一未来準備」を2023年統一業務の主要推進方向として提示した。合わせて△「大胆な構想」履行本格化、△南北関係正常化推進△、北朝鮮住民人権向上、△統一未来青写真、推進戦略再確立、△需要者中心に脱北民支援体系整備、△正しい統一観・対北観確立、△対内外統一力量および基盤強化の計7つの核心課題を提案した。
統一部は現政府発足後、堅持してきた北朝鮮の非核化に対する総体的アプローチをより強化し、北朝鮮を対話の場に引き出すという構想だ。そのために確固たる米韓同盟を基盤に北朝鮮の挑発を抑制し、挑発には圧倒的・即時的に対応する一方、対北制裁の履行を強化し、独自制裁の賦課も推進して北朝鮮の核開発を断念させる方針だ。同時に対話のための努力も展開し、北朝鮮が対話に出るしかない環境を作っていく計画だ。
何より「大胆な構想」推進力強化の次元で、政治・軍事・経済分野の細部相応措置を用意し、北朝鮮が応じれば直ちに推進できるよう準備するという戦略だ。これに対して外交部、民主平和統一諮問会議など関係機関と協力し、国内外の協力と支持を持続的に強化していくという立場だ。
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