韓国の新型コロナ新規感染者「1万2262人」…前週より2万8922人減少

旧正月（ソルラル）の連休3日目となる23日の新型コロナウイルス新規感染者は1万2262人と集計された。1週間前に約4万人の感染者が発生したのと比べると大幅に減少した。これは新型コロナウイルスの拡散が落ち着いた影響もあるが、連休期間の新型コロナウイルス検査自体が減少したためとみられる。

24日中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は1万2262人発生し、累積感染者は3002万1018人となった。新規感染者は前日（9227人）と比べ小幅に増加した水準だ。ただ、1週間前の17日に4万184人の感染者が発生したのと比べれば2万7922人、69.5%減少した。

きょうの新規死亡者は10人で、前日（26人）と比べ大幅に減少した。累積致命率は0.11%だ。入院中の重症者は468人で前日の450人より18人増えた。新規感染者のうち海外流入の事例は中国からの入国者22人を含め31人だ。このうち韓国人は17人、外国人は14人だ。

一方、防疫当局は今月30日から公共交通・医療機関・感染脆弱（ぜいじゃく）施設など一部の必須施設を除く施設で室内マスク着用を義務から勧告に緩和する。室内マスクを義務化してから2年3か月、839日ぶりとなる。室内マスク義務化政策を緩和した防疫当局は、現在7日間とされている隔離政策の緩和について議論を続けている。